牛丼屋のシフトの決め方を知ろう!

牛丼屋で働こう』今回は『牛丼屋のシフト』のご紹介です。

牛丼屋のシフトの決め方
  1. 牛丼屋のシフトは半月ごとに希望表を提出する
  2. 牛丼屋のシフトは希望道理にならないこともある
  3. 牛丼屋のシフトは他の店舗に『応援』に行くこともある
  4. 牛丼屋ではアルバイトのシフトが少ないと店長が泣くことになる

牛丼屋のシフトは半月ごとに希望表を提出する

牛丼屋のシフト決めは、半月に1度アルバイト全員からシフトの希望表を提出してもらい、店長(または店長代理)がシフト表を作ります。牛丼屋では時間帯によってシフトの人数が決まっています。店舗によって異なりますが、だいたい以下のようなシフトになっています。

  • 【1】 8:00~10:00(シフト3人)
  • 【2】10:00~13:00(シフト4人)
  • 【3】13:00~15:00(シフト3人)
  • 【4】15:00~17:00(シフト3人)
  • 【5】17:00~19:00(シフト3人)
  • 【6】19:00~21:00(シフト4人)
  • 【7】21:00~ 0:00 (シフト3人)
  • 【8】 0:00 ~ 8:00(シフト3人)

シフト希望表に、上記区分のように希望する時間を記入します。

半月ごとに希望表を提出する

牛丼屋のシフトは希望道理にならないこともある

希望者が集中している場合は、シフト表を作る人の采配で人員を振り分けます。例えば、8:00~10:00の時間帯に5人希望者がいた場合は、二人の希望を破棄することになります。なので、あまりピンポイントでシフト希望を出すと、希望した時間よりも少ない時間しか働けなくなる可能性があるので、可能であれば前後一枠くらいい多めにして提出するといいでしょう。

【例】
希望のシフト :13:00~15:00
提出時のシフト:13:00~17:00

また、逆に全く希望者のいない時間帯が出てしまった場合、仮に希望していない時間帯にシフトを入れられてしまう場合があります。こちらはあくまでシフトを埋めるためだけの仮のものになるため、どうしてもその時間に入れない場合は断ることができまますので、早めに店長に相談しましょう。

牛丼屋のシフトは他の店舗に『応援』に行くこともある

都内では駅前付近に牛丼屋が何店も出店していることがあります。コンビニでもよくあるのですが、『エリア』という区分で分けられていて、そのエリア内の店舗は『エリアマネージャー』と呼ばれる店長の上司に当たる人が管理しています。このエリア内に含まれているのは、同じグループとみなされているので、一方の店舗で欠員が出た場合、他の店舗から人員を補充する仕組みになっています。この制度を『応援制度』と呼び、この応援は人員だけでなく、食材の不足の補填なども含まれます。

牛丼屋の食材の移動

なので、シフト表に「8:00~17:00」と希望しても、「北口店8:00~12:00」「南口店13:00~17:00」といったようなシフトに組まれてしまうこともあります。エリアは意外と広く駅付近だけでなく、自転車やバスを利用しないと行けない店舗もあるので、移動時間には注意が必要です。他店への応援があるのは、アルバイトの面接時に必ず話されるので、移動手段の有無などどうしても行けない場合は、店長と相談してください。

牛丼屋ではアルバイトのシフトが少ないと店長が泣くことになる

他店に応援を頼んでも、本社から応援を頼んでも、それでもシフトに穴が空いてしまう場合があります。そんな時はどうするか?もちろん店舗の責任者の店長が入店します。今では大分労働環境は改善されてきたかと思いますが、私が勤務していた時代には3日間店舗に泊まり込んで働いている店長もいました。

シフトが少ないと店長が泣く

私もそこまで酷くはありませんが、朝8:00~深夜1:00まで働いてから、隣待ちの店舗に1時間かけて自転車で移動し、深夜2:00~夜8:00まで働いたこともありました。因みにその月は1日も休みはなく30日連続出勤でした。アルバイトの少ない店舗の牛丼屋の店長は本当に地獄です。もし、自分の働く店舗にアルバイトが少ないようでしたら、友達をバイトに誘って店長を助けてあげてください。

牛丼屋のシフトまとめ

牛丼屋のシフトのお話をしてきましたが、いかがでしょうか?次回は「牛丼屋の正社員雇用」をお話します。

©武誰応志 / USHIYA
オリジナルWeb漫画『牛屋の店長!』