牛丼屋の正社員雇用制度を知ろう!

牛丼屋の正社員

『牛丼屋で働こう』今回は『牛丼屋の正社員雇用』のご紹介です。アルバイトを続けていくと、そのまま正社員となり店長を目指そうと思う人も出てくると思います。ここでは、牛丼屋の正社員に関する情報をお話していきます。ちなみに余談ですが、アルバイトと社員さんで、制服(ユニフォーム)が違います。シャツの色が違ったり、ネクタイしていたりします。Web漫画『牛屋の店長』も、それに合わせて社員の人たちの制服のデザインを若干変えているので、漫画を読まれる時はチェックしてみてください。

  1. 新卒採用で牛丼屋の正社員になる
  2. 中途採用で牛丼屋の正社員になる
  3. 牛丼屋の正社員の給料
  4. 牛丼屋の正社員のキャリアアップ

新卒採用で牛丼屋の正社員雇用になる

牛丼屋で正社員にエントリーできる年齢は18歳です。つまり高校でアルバイトを経験し、卒業してそのまま正社員になることが可能です。もちろん、アルバイトを経験していなくても、正社員になることは可能です。以下が新卒採用で牛丼屋の正社員になるまでの過程です。

  • 1.採用サイトや求人サイトからエントリーする
  • 2.会社説明会に参加する
  • 3.適性検査(入社試験)
  • 4.面接
  • 5.最終面接
  • 6.内定

中途採用で牛丼屋の正社員になる

中途採用でも牛丼屋の正社員になることは可能です。実は牛丼屋の正社員の半数以上が中途採用であると言われています。これはおそらくフリーターとして牛丼屋で働いていた人が、そのまま正社員になったためではないかと推測しています。現に私が知り合った店長の方々は、ほとんどアルバイト経験者で、みなさんに結婚だったり様々な理由で正社員になることを決断されていました。もちろん、他業種からの中途採用も積極的に行われています。以下が中途採用で牛丼屋の正社員になるまでの過程です。

  • 1.採用サイトや求人サイトからエントリーする
  • 2.書類審査
  • 3.説明会・面談
  • 4.適性検査
  • 5.最終面接
  • 6.内定

牛丼屋の正社員の給料

「牛丼屋の給料」で検索すると、かなりの人たちが「少ない」と言っていますが、一体何を基準に少ないと言っているのか私には理解できません。私は牛丼屋を働いたあと、中小規模の広告会社やデザイン会社を経験しましたが、牛丼屋の給料が一番高かったです。また、残業代もしっかり出るので働いた分しっかり稼ぐことができます。

ほとんどのデザイン会社は『みなし残業』と呼ばれる制度を導入していて、どんなに残業しても残業代をもらうことはできません。このみなし残業とは『前もって残業代は払っておくよ。残業しちゃうのは君の実力不足だからがんばってね』といったなんともふざけた制度です。何がふざけているかっていうと、仕事をきっちり終わらせて提示で帰ろうととすると「正社員なんだから残業してけ!」なんて言う企業もあります。連日終電まで働いても、残業代は一切でないなんて理不尽ですね。

それに比べて、牛丼屋は既定の時間を過ぎた場合、時間できっちり残業代を払ってくれます。ただ、これは店長には当てはまらないので注意が必要です。当時は「店長になると残業代が出ないから」なんて言って、あえて店長にならない人もいるくらいでした。ただ、店長は残業は出ませんが賞与が凄いです。金額はご想像にお任せします。

牛丼屋の正社員のキャリアアップ

牛丼屋の正社員には二通りぼキャリアアップがあります。

店舗営業

  • 1.店舗スタッフ
  • 2.店長代理
  • 3.店長
  • 4.エリアマネージャー
  • 5.地域担当部長

本社勤務

  • 1.店舗スタッフ
  • 2.スタッフ(本社各部署)
  • 3.チーフ
  • 4.マネージャー
  • 5.グループマネージャー

ここで注意が必要なのが、本社勤務を希望しても、必ず最初に店舗スタッフとして営業店での経験が必要なことです。店舗業務を一通り経験したあと、店長代理になりか、本社の各部署に就任するか選択できます。ただ、本社勤務はかなり狭き門なんので、自己アピールが必要です。店長に就任後も本社勤務を希望することもできますので、諦めずトライし続けてください。

ゾーンマネジャー・グループマネジャー
エリアマネジャー・チーフマネジャー
ストアマネジャー・チーフスタッフ

牛丼屋の正社員雇用まとめ

牛丼屋の正社員雇用のお話をしてきましたが、いかがでしょうか?「牛丼屋の仕事は激務」という口コミが多いですが、時間だけで言えば私が働いたどの企業も牛丼屋と同じかそれ以上働かされます。肝心なのはその仕事が楽しめるかどうかです。私がお世話になった店長は、牛丼屋でアルバイトしていた時に他の企業に内定して、何年か働いたあとに「やっぱり牛丼屋がいい」といって牛丼屋に戻ってきたらしいです。その人はいつも笑顔を絶やさなくて、イキイキと牛丼屋で働いていました。そうです「牛屋の店長!」のモデルとなった人は実在するのです。

これまで、様々な視点で牛丼屋の仕事をご紹介してきましたが、牛丼屋の仕事に興味をもっていただけましたか?「興味はあるけどやっぱり不安」と思うひとは、VR空間で店舗を体験して予行演習してみませんか?次回は「牛丼屋の仕事をVR体験しよう」です。是非参加してみてください。

©武誰応志 / USHIYA
オリジナルWeb漫画『牛屋の店長!』