女性にも大人気!松屋の『牛ビビン丼』

牛屋の本日の従食『牛ビビン丼+参鶏湯風スープ』

ビビン丼復活
牛ビビン丼+参鶏湯風スープ
ビビン丼はよく混ぜるべし
松屋の参鶏湯風スープ
モテモテじゃよ

牛丼屋 松屋のビビンバ『ビビン丼』を食べてみよう!

牛ビビン丼 630円+参鶏湯風スープ 290円

牛丼・カレーに続いて人気の丼メニュー『ビビン丼』をご存じですか?韓国料理の石焼ビビンバを、もっと手軽に食べやすく改良されたのが松屋のビビン丼です。「牛丼屋でビビンバ?」と疑っている方のために、今回は松屋のビビン丼の魅力を紹介していきます。

  • 新しくなった松屋の『牛ビビン丼』を食べてみた!
  • ビビン丼と相性ぴったりの新商品の『参鶏湯風スープ』を食べてみた!
  • 松屋の『ビビン丼』の歴史を振り返ってみた
  • 「やっぱりビビンバは石焼だ!」という方におすすめの姉妹店『トゥックン2』

新しくなった松屋の『牛ビビン丼』を食べてみた

新しくなった松屋のビビン丼を実食してきました。ビビン丼はキムチ+刻みネギ+牛肉煮+半熟卵+刻みのりに特製の甘辛いビビンダレ(コチュジャン?)がたっぷりかかった具沢山の一品。本家のビビンバと同じように具材が均一になるくらいまで混ぜ、ガツガツ食べるのが通の食べ方。

甘辛いタレと半熟卵がからんで、食べ出したら止まらない美味しさ。ホームページの情報によると、牛肉が更に柔らかくなって、混ぜやすくなったらしく松屋の本気度が伝わります。

ビビン丼と相性ぴったりの新商品の『参鶏湯風スープ』を食べてみた

松屋の味噌汁変更といったら、豚汁か期間限定のチゲでしたが、新たに『参鶏湯風スープ』が登場しました。参鶏湯(サムゲダン)とは韓国の薬膳スープで、景気払いの日に良く飲まれる料理です。本場の参鶏湯を食べたことはありませんが、松屋の参鶏湯風スープは鶏肉・豆腐・椎茸に大根・人参が入った具沢山のスープで、口当たりはすっきりしているのですが、胡椒が効いて少しピリリとしたアクセントがあり、飲んだ後体がポカポカしてきます。

ビビン丼は味の濃い料理なので、参鶏湯風スープのすっきりした味わいは相性抜群!ビビン丼も同じ韓国料理風のメニューなので、セットで食べると韓国料理を食べに来た気分が味わえますね!

松屋の『ビビン丼』の歴史を振り返ってみた

実はビビン丼が発売開始したのは2004年で、私が入社して一年目の時でした。当時はBSE(狂牛病)問題で特定の国からの牛肉の輸入が禁止され、牛丼屋から牛丼がなくなる非常事態でした。牛丼の代わりに発売されたのが、豚肉をつかった豚丼だったのですが、牛丼に代わる主力商品をと、様々な個性的なメニューが開発された時期で、ビビン丼もその一つでした。

これまでのシンプルなメニューと違い、具沢山のビビン丼は若い世代に受け、特に女性客に人気で来店されるほとんどの人がビビン丼を注文していたのを覚えています。また当時は390円と、豚丼・カレーの290円に続く安さなのもあって、主力商品に匹敵する注文数があり、期間限定販売の予定だったのですが、延長、また延長となり、いつの間にかレギュラー入りするという、まさに救世主的なメニューだったのです。私も含め従業員の中でもビビン丼は人気で、レギュラー商品入りが決まった時に、バイトの人達とハイタッチしたのを覚えています。

そんな革命的な商品だったビビン丼なのですが、実は当時の具材は、新商品として追加された食材はビビン丼用の甘辛いタレの通称『ビビンダレ』(コチュジャン?)と刻みのりだけで、それ以外はすでに松屋にあった食材を組み合わせたものだったんです。肉は豚丼用の肉煮。キムチはサイドメニュー。金平ごぼうは当時発売されていた『和定食』の付け添え。目玉焼きは『デミたまハンバーグ』のストックのもの。当時ビビン丼を食べていた人は、この衝撃的な事実に気づいた人はいたでしょうか?

それから20年程の間で目玉焼きは半熟卵に変更され、肉もビビン丼専用の肉になり、豚肉から牛肉に変更され、今の『牛ビビン丼』に発展してきました。当初は丼ぶりの都合上、並盛しかありませんでしたが、現在はニーズに合わせて小盛・大盛も追加されています。価格は630円と大幅値上がりしていますが、牛丼もすでに400円と最安値時代に比べ100円以上値上がりしているので、妥当な金額ではないでしょうか?これからも、ビビン丼が広くみなさんに愛され、さらなる進化を遂げることを見守っていこうと思います。欲を言うと、ナムルとか追加されることを期待しています(笑)

「やっぱりビビンバは石焼だ!」という方におすすめの姉妹店『トゥックン2』

大人気のビビン丼ですが、裏で「おこげのないビビンバなんて認めない」といったアンチの意見も少なからずありました。私はおこげがちょっと苦手なので、ビビン丼の方が食べやすくて好きなのですが、そんなアンチビビン丼の方に朗報です。2024年8月より、松屋の姉妹店で石焼専門店「トゥックン2」(正確には「2」は右上に小さく)1 号店がオープンしました!

石焼専門店「トゥックン2」1 号店オープン

(画像参照元:松屋フーズニュース

石焼ビビンバはもちろん、石焼カルビ丼、熱々のスンドゥブなど本格的な石焼料理を堪能することができます。東京都の羽村市に出店しているのですが、Googleマップではまだ反映されていないようなので(2024年9月現在)お車での来店の際はご注意ください。※元ファミリーマートがあったところなのですが、改装中の写真で建物が真っ白(汗)。羽村駅から歩いて5分くらいの所ですので、もし青梅線沿いにご用事のある時は是非立ち寄ってみてください。

石焼専門店「トゥックン2」羽村店

【場所】〒205-0011 東京都羽村市五ノ神1-2-12

【営業時間】 11:00~23:00

【座席数】48席

(C)たけだおうし / USHIYA
オリジナルWeb漫画『牛屋の店長!』